イタリアのワイン用ブドウ栽培面積(白ワイン編)

ワイン雑学

国別生産量No.1のイタリアワイン。ワインショップや飲食店でもイタリアワインはよく目に、世界中でイタリアワインは愛されています。ワイン会でもイタリアワインは料理に合わせやすく大人気です。今回はそんなイタリアで栽培されているワイン用のブドウ面積について書いていきたいと思います。

白ブドウの栽培面積

1位 カタラット・コームネ
約26,000ha
特徴:全ブドウ中4位、シチリアのアルモカなどに使われています。カタラット・コームネのワインは、華やかなアロマが特徴的で、熟した柑橘類やリンゴ、洋梨などのフルーティーな香りと爽やかな酸味を持っています。そのため、飲みやすくてリフレッシュすることができます。

2位 トレッビアーノ・トスカーノ
約22,500ha
特徴:全ワイン用ブドウ中5位で、爽やかなアロマが特徴的です。柑橘類やリンゴ、洋梨などのフルーティーな香りが感じられ、軽やかな酸味を持っています。ボディが軽めであり、さっぱりとした口当たりです。

3位 シャルドネ
約20,000ha
特徴:主にスプマンテ、フランチャコルタに使われており、洗練された豊かなアロマが特徴的で、バニラ、バター、リンゴ、洋梨などのフルーティーで複雑な香りと軽やかな酸味を持ちます。また、一部の地域ではトロピカルフルーツのニュアンスも感じられることがあります。

4位 グレーラ
約18,000ha
特徴:フレッシュで爽やかなアロマが特徴で、白い花や柑橘類の香りが楽しめるほか、時には青りんごや洋梨のニュアンスも感じられます。グレーラは伝統的なスパークリングワインの原料としても使われます。フィッツァンテ(フリッツァンテ)と呼ばれる、微発泡のワインを生み出すことができ、ヴェネト地方の代表的なブドウ品種の1つであり、地域のワイン生産に欠かせない存在です。

5位 ピノ・グリージョ
約17,000ha
特徴・・・主に北部・中部で栽培される
特徴:軽やかな果実味が特徴的です。熟した青リンゴや洋梨、白桃などのフルーツの味わいが楽しめ、果実味と酸味のバランスが良く、フレッシュな飲み口が特徴です。その軽やかな味わいとリフレッシュ感から、アペリティフ(食前酒)として人気があります。また、軽い料理やシーフード、サラダなどとの相性も良く、食事の前後に楽しむのに適しています。ピノ・グリージョは、イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」の主原料としても使われます。

以上が、イタリアの白ワイン用ブドウ栽培面積の1位から5位でした。ワイン会では、地域別のワインを約10種類ほど揃えております。同じブドウでも栽培地域や環境によって全く違うニュアンスになります。そんな違いを楽しめるのもワイン会の特徴なので、ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。

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