【注目のワイン産地】ポルトガルワインの旅:歴史と多様性

ワイン生産地

ポルトガルは、その多様性に富んだワインで世界的に知られています。ステルスワインはもちろんのこと、酒精強化ワインの銘醸地としても知られています。美しい風景、独自のブドウ品種、そして長い歴史が、ポルトガルのワインを特別なものにしています。今回は、そんなポルトガルワインについて書いていこうと思います。

ポルトガルワインの特徴

ポルトガルはイベリア半島西端に位置して、スペインと国境を接する縦長の国です。一人当たりの魚介消費量は日本に次ぎ第6位で、一人当たりの米の消費量はヨーロッパ最多で日本と同じような食文化を持っています。南北に560km、東西に160kmと小さな国ですが、多彩な気候や土壌を持ち、年間平均期気温は北部の丘陸地域で約10℃、南北の平地では約17.5℃を超えます。

ポルトガルワインの歴史

BC6〜5Cフェニキア人によってブドウ栽培が始まった
1143年カスティーリャ王国の宗主下で、ポルトガル王国が誕生。この頃からポルトガルワインはイギリスに輸出されていた
1297年ヨーロッパ最古の国境線となる、カスティーリャ王国との境界が定められた
16C半ば〜南蛮貿易が始まり、日本では織田信長等の大名保護のもと南蛮文化が栄えた
信長の愛した珍蛇酒はポルトガルの赤ワイン(ヴィーニョ・ティント)が珍蛇に変わって伝えられたと言われている
1756年Port Wine(ポートワイン)の原産地管理法を制定。これが世界最初の管理法
1932年〜アントニオ・サラザールによる独裁政権により、鎖国に近い状態となり、ワインは国内消費となった。この頃に多くの固有品種が発達
1986年EU加盟とともにEUワイン法に沿ったポルトガルワイン法の整備がされた
近年伝統的な栽培法や醸造法を基に近代的醸造技術を取り入れることにより、ポルトガル固有のワインを造り出している

ユニークなブドウ品種

ポルトガルは多くのユニークなブドウ品種の発祥地でもあります。トゥリガ・ナシオナル、アリンショ、バガ、そして最も有名なトゥリガ・フランカなど、これらの品種はポルトガルワインの風味に独自性をもたらします。

白ブドウの栽培面積1位から3位

  1. フェルノン・ピレス=マリア・ゴメス(柑橘系の味わいとフローラルなアロマ)
  2. シリア
  3. アリント=ペデルナァ(酸味が非常に強い)

赤ブドウの栽培面積1位から3位

  1. アラゴネス=ティンタ・ロリス=テンプラ二ーリョ(ポートやDouroの主要品種)
  2. トウリガ・フランカ(Douro渓谷で最も多く栽培されている、注目の品種)
  3. カステラォン(ポルトガル南部で最も多く栽培されている)

まとめ

ポルトガルのワインは、エレガントで飲みやすく、食事に合わせやすいことで知られています。ヴィーニョ・ヴェルデ、リージョナルなワイン、そして豊かな口当たりを持つターラスのワインなど、多くの魅力的な選択肢があります。ポルトガルのワイン業界は、国際的な市場でも注目を浴びています。その独自性、品質、そして手ごろな価格帯が、多くのワイン愛好家に支持されています。今後、ポルトガルのワインはさらに多くの人々に愛され、評価されるはずです。この記事が、ポルトガルワインを試してみるきっかけになれば嬉しく思います。

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